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2009年9月から歩き始めた 山の記録。静かな山が好き。茨城県県南在住。

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至仏山
初、至仏山です。


ホソバヒナウスユキソウを見たかったので、谷川岳と至仏山どっちにしようかと
思いましたが、至仏山の方が天気がよさそうなことと、去年、betty氏がこの時期に
至仏山に行ってたいそう花がたくさんでよかった!とのことだったので、至仏山に
行くことにしました。

ソロです。

【概要】
■行程■
7/7(日)2000つくば発⇒R294⇒R408⇒R4⇒R119⇒R120⇒(2235日光湯元分岐)
      R401⇒2325尾瀬戸倉第一駐車場


7/8(月)0515戸倉駐車場⇒乗り合いタクシーで0550鳩待峠
      0550鳩待峠⇒0640山ノ鼻⇒0720至仏山登山口⇒1030山頂
      ⇒1125小至仏⇒1310鳩待峠 ⇒乗り合いタクシーで戸倉第一P
     

     帰路は例幣使街道まわりで4時間15分


■駐車場について■
尾瀬戸倉は第一駐車場、第二駐車場があります。
戸倉スキー場の駐車場は大型車専用とのことです。
今回は、夜着いた時点で約2割の入り、戻ってきた時点で8割の入りでした。
第二駐車場はがらがら。
また、第一駐車場、第二駐車場はどちらに駐めてもバス&乗り合いタクシーは出るようです。
※バスは約一時間に一本程度で、乗り合いタクシーは人数が8人程度集まったら
その都度出発。
至仏山_a0157297_03532.jpg



■水場について■
山と高原地図の一杯清水ともう一つの水場は未確認。(てかよく分からなかった)
水のない人は鳩待峠か山ノ鼻で汲むが吉。
ちなみに私は山ノ鼻で汲みましたが、おいしい水でした。


■携帯電話■ ドコモ
戸倉第一駐車場 可、鳩待峠 可
その他は未確認


■その他■
温度:朝、山ノ鼻で17℃でした。
戸倉の駐車場は24時間で1000円。
乗り合いタクシーまたはバスは片道900円。

【詳細】
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
7/7(日)2000つくば発⇒R294⇒R408⇒R4⇒R119⇒R120⇒(2235日光湯元分岐)
      R401⇒2325尾瀬戸倉第一駐車場
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

尾瀬はなんとなく関越沼田ICで降りて行くもの・・・という気がしていたのだけど、
グーグルマップで距離計算してみるとなんと日光まわりの方が40km以上近い。
日光まわりならば高速に乗らなくても夜であればいいペースで行けるし、と日光まわりを
チョイスしました。
多分、むか~し、スキーで片品に行っていた時に関越利用だったからそう思い込んで
たんでしょうね。
だって、スキーのハイシーズンは日光まわりは金精峠が冬季閉鎖で通行不能ですから。

で、ここのところの奥日光通いは例幣使街道使用だったのですが、今回は宇都宮環状線から
日光方面へ。(よい道路が徳次郎あたりまで続いてますなっ)


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
7/8(月)0515戸倉駐車場⇒乗り合いタクシーで0550鳩待峠
      0550鳩待峠⇒0640山ノ鼻⇒0720至仏山登山口⇒1030山頂
      ⇒1125小至仏⇒1310鳩待峠 ⇒乗り合いタクシーで戸倉第一P
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

さてはて、月曜なのでまだまだ空きがある尾瀬戸倉第一駐車場から乗り合いタクシーで
鳩待峠へ。
今は車両規制中で一般車は鳩待峠まで入れませんが鳩待峠の駐車場は2500円
だそうで、ビビりますた。
鳩待峠に集中するのを防ぐためだそうですけど、2500円て。
でも、よく考えてみれば、戸倉の駐車場代が1000円(24h)で乗り合いタクシーが
往復1800円なんだから2500円でもいいのか。

などと思いつつ、鳩待峠着。
至仏山_a0157297_035522.jpg



ううん、やっぱり覚えがない・・・。
や、20代半ば過ぎのころいっぺん尾瀬を歩いたことがあるんですよ。
でもね、いったいどこから入ってどこを歩いたかさえ覚えてないんです。
ただ覚えているのは、人生初で20Kmちょい歩いてくらくらふらふらで
最後に空を見上げたら木道から落ちたことだけ。

その頃、遊び仲間でトレッキングをやろうというのが盛り上がっていて、
友達のお姉さんの友達が山をやるってんで、尾瀬に連れてってもらったわけです。
真ん中がワタシ。このころはシャツもinでしたね。
至仏山_a0157297_2415643.jpg


まあ、その盛り上がりは続くことなく二日酔いの筑波山で終わったわけですが。


などと、思い出は走馬灯のように・・・。
(((死ぬの?ワタシ死ぬの?)

だいぶ思い出話をしてしまいました。
レポに戻ります。

で、鳩待峠からひとまず山ノ鼻へ。
鳩待峠からも登れるのですが、山頂から山ノ鼻までは一方通行で登りのみ。
鳩待峠からピストンでは味気ないので山ノ鼻から登ります。

木道をてくてく行くと、ヤマブキショウマ。
ヤマブキショウマは2回3出羽状複葉で、トリアシショウマは3回3出複葉。
もうとっくに終わってるミズバショウもたくさんあります。
至仏山_a0157297_035777.jpg至仏山_a0157297_0351054.jpg


そして初見のオオレイジンソウ。        ヤグルマソウも白い花が印象的。
至仏山_a0157297_0351242.jpg至仏山_a0157297_0351472.jpg



オオバギボウシの花も展開途中。      オオカサモチも展開途中。
至仏山_a0157297_0351689.jpg至仏山_a0157297_0351897.jpg



それにしても木道が濡れていて歩くのに少し気を使います。
至仏山_a0157297_0352397.jpg



アオダモはもう実になっていました。   オニシモツケは花が展開中。
至仏山_a0157297_0352568.jpg至仏山_a0157297_0352827.jpg


オニシモツケとアオダモの実は初見だわ・・・。
なんて思っていたらあっという間に山ノ鼻のビジターセンターが見えてきました。
至仏山_a0157297_0353082.jpg



至仏山荘の前の避難所の軒にたくさんのイワツバメがいてかわいい。
イワツバメは腰が白いので「白いパンツをはいているイワツバメ」と
鳥見の人はそう言って愛でるのです。


さて、ここで、水汲みをして至仏山に備えます。
至仏山方向に歩を進めると、おお、これがヒオウギアヤメ。
アヤメとの違いは内花被片が小さく目立たない、茎から枝分かれして花を咲かすことなど
だそうな。
その隣には、おお!ギョウジャニンニクだよこりゃ。
ま、尾瀬なので採れませんね。
でも、自生のギョウジャニンニクは初めて見ました。
至仏山_a0157297_0353326.jpg至仏山_a0157297_0353589.jpg



すがすがしい尾瀬の風景。
遠くに横にのびて白く見えるのはコバイケイソウが群生しているようです。
今年はコバイケイソウの当たり年だそうな。
至仏山_a0157297_0353853.jpg



そして、そして!見たかった初見のトキソウ。と不明な花。(教えてプリーズ)
至仏山_a0157297_0354112.jpg至仏山_a0157297_037815.jpg


ミヤマツボスミレか?!と思ったけど、葉っぱの先がまるくないから普通のツボスミレ
(ニョイスミレ)かな。
至仏山_a0157297_037504.jpg至仏山_a0157297_0385033.jpg

至仏山_a0157297_0382097.jpg



さて、至仏山と言えば・・・うーん上の方がまだガスの中。
至仏山_a0157297_0365358.jpg


登山口までの木道脇には、チングルマ(果穂)やらレンゲツツジ、ウラジロヨウラクツツジ、
タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ、ツマトリソウ、ネバリノギラン、コバイケイソウ、ワタスゲ
などがありました。

で、いざタニウツギ咲く登山道にin.
至仏山_a0157297_0391485.jpg


登山口には登山届BOXあり。用紙と鉛筆もあるのでその場でかける親切ぶり。


登山道は途中までじゃぶじゃぶ水が流れています。

ええと~、今日は勘弁して下さい。
あろうことかなんと普通のスニーカーヽ('A`)ノェェェ
至仏山_a0157297_039511.jpg




そうなのです。
登山靴を忘れてきたという大ポカをやらかしました。

や~登るかどうか迷ったんですよ。
だって、蛇紋岩は滑るっていうし。
(その前に濡れた木道が怖かったわけですがw)

ナツトウダイとミヤマダイモンジソウ。
至仏山_a0157297_040678.jpg至仏山_a0157297_0403072.jpg


ダイモンジソウはとにかくたくさんありました。
でも、上の方のダイモンジソウはひょっとしたらウラベニダイモンジソウだったのかも
知れません。
今度行ったら葉っぱをめくってこねば。
(ウラベニダイモンジソウ:尾瀬では至仏山~小至仏~小笠~笠ヶ岳に分布し、葉っぱの
裏が赤いらしいですよ)


そして、これはオニアザミ?それともジョウシュウオニアザミ?
どうもよく区別が出来ないな~。
そして、ベニサラサドウダンが鮮やかに。
至仏山_a0157297_041274.jpg至仏山_a0157297_0411340.jpg


で、標高何mだったか、「もうすぐ森林林限界ですよ。蛇紋岩地質なので、森林限界が
低いのですよ」という看板を過ぎると確かに前が開けてきました。
(でも、あれはピークじゃないですね)
まだしばらくは、水が流れる登山道ですので足元をぬらさぬように慎重に足を置きます。
至仏山_a0157297_0412387.jpg



さて、まわりが低灌木になり少しすると・・・・━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
これこそ見たかったクモイイカリソウ。
蛇紋岩地質の亜高山帯にあるということで、谷川岳、早池峰山、ここ至仏山でみられる、と。
うれしいので3連発しちゃいましょ。
至仏山_a0157297_0414718.jpg至仏山_a0157297_042375.jpg

至仏山_a0157297_0421396.jpg


葉に縁取りがあることを識別ポイントにしている人も多いようですが、ネットでいろいろと
さらってみると、イカリソウやキバナイカリソウでも縁取りがあるものもあるのです。
じゃ、どこでイカリソウやキバナイカリソウと識別するかというと、葉の形状と葉の淵に
棘状の毛が生えているかどうかだと思われますがいかがでしょう?


というわけで、至仏山の別のところに生えていたキバナイカリソウと思われる
画像を置いてみます。
至仏山_a0157297_0564884.jpg



や~今回見たかった花の一つであるキバナイカリソウを見ることができて大満足です。
木道でも初見の花があったしな~となんだかもう終わっちゃった風ですが、
ホソバヒナウスユキソウを見なくっては。
だいたい、一方通行なので、いくら終わっちゃった風でも戻れませんし。

てなわけで、歩を進めてハナニガナとシブツアサツキ。
そういや、シロウマアサツキって言うのもあったよね~。
どう違うの?と思ったら、
【シブツアサツキはアサツキの高山版であるシロウマアサツキの蛇紋岩変化形。
円筒形の葉が細いのが特長。花披片と雄しべはシロウマアサツキ同様、ほぼ同じ長さです。
従来は変種扱いでしたが、同種と考えられるようになったようです。】
シノニムってことでいいね?
至仏山_a0157297_0422765.jpg至仏山_a0157297_0425643.jpg



さて、こんな階段も多く現れる至仏山ですが、一段が低いのでそんなに修行っぽくは
ありません。
至仏山_a0157297_0431377.jpg


で、高度を上げると、およ?およよ?
これはユキワリソウ!              葉
至仏山_a0157297_0433981.jpg至仏山_a0157297_0435321.jpg


今年の5月に前袈裟丸山と後袈裟丸山の鞍部にあって小躍りしたユキワリソウが
もう惜しげもなく咲きまくってます。
うっひょ~!

そして・・・こ、これがオゼソウでしょ?!
思っていたよりもちょっと小さくってちょっとびっくり。
(ツルボとかヤブラン位の大きさかと思ったけど一回り小さい)
それと、ヒメシャクナゲがかわいい花をつけていたっけ。
至仏山_a0157297_0432889.jpg至仏山_a0157297_0441190.jpg



そうかと思えば、ハクサンイチゲ!
わ~こんな時期にこんなところで会えるとはね。
ハクサンイチゲはとても好き。
それと、ハクサンチドリもぽつぽつと。
至仏山_a0157297_0442585.jpg至仏山_a0157297_0451249.jpg



で、ヨツバシオガマとタカネシオガマ。
タカネシオガマの方が圧倒的に多かったな。
至仏山_a0157297_0452550.jpg至仏山_a0157297_046265.jpg



これも見たかった!
タカネシュロソウ(ムラサキタカネアオヤギソウ)、しかもこんな色のがあった!
至仏山_a0157297_0454754.jpg

普通は紫褐色的な。
至仏山_a0157297_0465010.jpgそして、真打登場。
ホソバヒナウスユキソウ。
至仏山_a0157297_0481087.jpg

これが高天ヶ原辺りでは、一面に。 (*゚ o゚)
至仏山_a0157297_0461316.jpg


や~同じ蛇紋岩つながりでやはり早池峰山のハヤチネウスユキソウをみたいもんです。
一昨年行った時にはちょっと早くって見られなかったもんね。
(ここの所、ずっと東北の天気を伺っているのだけどなかなかチャンスがないのが惜しい)

あ、そうそう、樹林帯をぬけてからはずうっと背面に燧ケ岳でした。
はじめは頭を隠していた燧もようやくすっきりとした姿を見せてくれました。
尾瀬ヶ原を一望できるのもすばらしい。
何度も何度も振り返りました。
(((てか、高天ヶ原では花に囲まれ、この景色を愛でつつのんびりお茶タイム~)
至仏山_a0157297_0453675.jpg



ジョウシュウアズマギク、 ジョウエツキバナノコマノツメ
至仏山_a0157297_0462663.jpg至仏山_a0157297_047435.jpg


もうね、ジョウシュウアズマギクとアズマギクの違いは調べる途中でヤになっちゃった。
ジョウエツキバナノコマノツメとキバナノコマノツメの違いは、葉っぱが厚くがっしりしてるのが
ジョウエツキバナノコマノツメってことらしいです。(いがりまさし著 日本のスミレ)
え~葉っぱが厚いって・・・。(((ま、たしかに普通のキバナノコマノツメよりも厚い感じ)

でも、とにかくこのジョウエツキバナノコマノツメはもうたくさんたくさん。

で、今度はタカネバラ、そしてクロトウヒレン(蕾)
至仏山_a0157297_0471629.jpg至仏山_a0157297_0473221.jpg


ハクサンシャクナゲ、マルバヘビノボラズも。
至仏山_a0157297_0464041.jpg至仏山_a0157297_0482587.jpg



あら、いよいよピークかしらん。
至仏山_a0157297_0474635.jpg


ピークだわ。
至仏山_a0157297_0483994.jpg



で、結構たくさんあった、このハタザオ。
イワハタザオかな?と思ったけれど、その高山型のウメハタザオなよう。
でも、ハタザオの仲間って難しいな。
至仏山_a0157297_049742.jpg



至仏山から小至仏の間にも花花花。

今を盛りとホソバミネウスユキソウ。
素敵なので、また載せちゃいます。
至仏山_a0157297_0492925.jpg

至仏山_a0157297_0494511.jpg



ユキワリソウも素敵な株を見つけたので、また載せちゃおう。
至仏山_a0157297_0501214.jpg


もうすぐ咲きそうなイブキジャコウソウも。
至仏山_a0157297_0502919.jpg


なんて、のんきな花見ですが、この稜線に出るころに急速にガスってきて風も強くなってきました。

ガスが取れた隙に、向かう小至仏をワンショット。
至仏山_a0157297_0504019.jpg


ホソバツメクサ。
カトウハコベもあるらしいけど、見なかったね~まだなのかな?
至仏山_a0157297_0505918.jpg


イワシモツケもたくさんあった。
至仏山_a0157297_0512981.jpg


小至仏に登る途中で黒っぽい雲が来て、ざーっと雨つぶが落ちてきた。
先行している方々はカッパ着用。
私はウインドブレーカーを着てみた。


ガスでまったく展望がなくなったので小至仏をさっさと通過。
至仏山_a0157297_0514626.jpg


雨もまあ、15分位で止んで蒸し暑いことこの上なし。


で、驚いたのがこっち側。
また違った花が出てくるんだな~。
 
シナノキンバイなんかもでてきた。
至仏山_a0157297_052172.jpg


ハクサンイチゲも。
至仏山_a0157297_0521069.jpg


そして、あれ?こっちにはハクサンコザクラがある~。
至仏山_a0157297_052223.jpg至仏山_a0157297_0523268.jpg


ほら、コシジオウレン(ミツバノバイカオウレン)なんかもあるし~。
てか、こっち側の方が季節が遅い感じ?
至仏山_a0157297_0531656.jpg



緩く下っていくと笠ヶ岳への分岐。
いいな~笠ヶ岳もいきたいな~。
至仏山_a0157297_0533471.jpg



ゆるりゆるり。
至仏山_a0157297_0534940.jpg


あらら~ミツバオウレンも咲いてるよ~。イワナシもたくさん。
至仏山_a0157297_054246.jpg至仏山_a0157297_0541258.jpg


ところによってはまだ登山道に雪が少しだけ残っている所もあったもんね。
イワカガミも満開。   こんなういういしい蕾のも。
至仏山_a0157297_0542365.jpg至仏山_a0157297_0555622.jpg



コミヤマカタバミもたくさんあった。
ミヤマカタバミとの違いは葉っぱの角がまるいこと。
至仏山_a0157297_0543730.jpg至仏山_a0157297_0544964.jpg



で、驚いたのがこれ。
なんとピンクのコミヤマカタバミが。
帰ってから調べたらあるんだってね~ピンクの。
や~初めてみた~。
至仏山_a0157297_055218.jpg


驚いたと言えば、これも。
なんだこりゃ?と思ったらオオバタケシマランっていうらしい。
これも初見だわ。
至仏山_a0157297_0574665.jpg


ひっくりかえしてみるとこんな。
至仏山_a0157297_0575583.jpg


上から見るとこんな。
至仏山_a0157297_0581183.jpg



で、こちらは割と見るヒメタケシマラン。
至仏山_a0157297_0551852.jpg



山ノ鼻側ではもう実になっていたサンカヨウも花が咲いている。
ツマトリソウとゴゼンタチバナもあったね。
至仏山_a0157297_055335.jpg至仏山_a0157297_0561858.jpg



そして、これも初見なオオバスノキ
2014/7/25訂正:コヨウラクツツジですね。
至仏山_a0157297_056785.jpg



なんせムラサキヤシオやらオオカメノキがまだ咲いてるんだから、なんだか
季節が戻った気分。
至仏山_a0157297_0563798.jpg



ミヤマキンポウゲの群落もあったな~。
それからアカフタチツボスミレも。
至仏山_a0157297_056597.jpg至仏山_a0157297_057932.jpg



カンバの美しいなかを木道てくてく。
至仏山_a0157297_0572056.jpg



ノウゴウイチゴにズダヤクシュ。
至仏山_a0157297_0572925.jpg至仏山_a0157297_0573840.jpg



緩い登山道をずんずん歩き、最後の1kmはソールがパカパカw
まあ、結構年数経ってるスニーカーだったもんね。
うう、愛用の575が終わってしまった。
至仏山_a0157297_0582765.jpg


鳩待峠まで戻って、また乗り合いタクシーで戸倉に。

こんなソールのパターンでよくも歩いたもんだわ。
浸水もしなかったし。
至仏山_a0157297_0583625.jpg



帰りは、沼田から高速乗っちゃおうかな~とも思ったけど、やっぱり日光まわりで。


や~ちと、登山靴を忘れたのはイタかったけど、至仏山の花を堪能出来た~!
by 92robin | 2013-07-10 22:39 | 群馬の山 | Comments(15)
Commented by 92robin at 2013-07-11 00:16
はたけんさん
やや!スミマセン~。
コメント、うっかり誤操作で消してしまいました。

そうそう、私もバイクに乗る時はシャツはinです。
だってね、おばさんのお腹なんて見る方がイヤですよねえw
でも、だいたいにしてジャケットきますからシャツはinでもOK。

バイクと言えば、ここ2日CSで通勤したんですけど、
今日の帰り残り9kmってとこで、クラッチワイヤー切れた~。
(でも、その9kmが信号が多いところ~)
おまけにそのタイミングでいきなり土砂降りの雨。
や~も~セルで押し出しての発進でなんとかしのいで帰ってきました。
ふぅぅ。
Commented by charmy at 2013-07-11 05:23 x
>>このころはシャツもinでしたね。

でしたでしたwwww


木道もあの石もすべりますよね・・・・・

また尾瀬と燧ケ岳のコラボが見たくなったなぁ
Commented by asano at 2013-07-11 06:30 x
おっはようございます~
WAO!
20代半ばのくにさん、かわいい~
(勿論いまもかわいいですよ~(笑)
ホントinしてますね~
私は今でもたまにinして、かみさんに指摘されます(笑

それにしても至仏山、噂には聞いていましたが
本当に花が素晴らしい!
こちらからはなかなか行きにくいですが
確かに日光経由であれば、少しは行きやすいかもしれませんね。
一度行ってみたくなりました。
Commented by 92robin at 2013-07-12 01:36
charmy さん
ね~、いつのころからかinは×になりましたよね~。
最初の頃、どうもお腹が冷える気がして嫌だったんですが、
さすがに慣れてきました。

いよいよ出発ですね~。
今年はどこの山なのか楽しみにしてますね。
Commented by 92robin at 2013-07-12 01:42
asano さん
昔の写真を見て、やっぱり年取ったんだなぁ~なんて思いましたよ。

しかしながら、またinにならないもんですかね・・・。
私はどっちかというとinが好きです。

戸倉は温泉があるので、そこで一泊してから・・・なんてのも
よさそうですよね。
うちの方からだと、福島側と群馬側はほぼ同じくらいの距離と
時間で、どっちかというと群馬側のほうがわずかに近いというのも
新たな発見でした。

それにしても至仏山、すばらしい花々でした~。
Commented by リンゴ at 2013-07-12 06:17 x
昔・・・と言っても5~6年前の夏に至仏山へ行きましたが、これほど多くの植物には気付きませんでした。
まさに花の宝庫ですね。しかも詳しい解説入りで参考になりました。
最後のソールバタパタには思わず笑ってしまいました。
実は自分も登山を始めたころに同じような経験をしているもんで・・・(笑)
その頃は登山靴がなかったのでスニーカーで田代山へ・・・下山中に剥がれてしまいました(^_^;)
Commented by デイダラボッチ at 2013-07-12 06:19 x
くにさん、おはようございます。
少なく見積もっても15回は下らない至仏山だけど、
くにさんの詳細な花レポを読んだら、
初めての山に思えてきました。
笠ケ岳は長靴で行ったほうがいいような山。
でも花は至仏山に負けず劣らずです。
どうぞお出かけあれ。
Commented by 92robin at 2013-07-12 17:19
リンゴさん
この山ではかなければ、このスニーカーも
もっともったでしょうね~。
愛用のものだっただけにちょっと残念なのです。
それにしても至仏山はとても花が多く、
また蛇紋岩特有のものが見られるのいいですよね~。
Commented by 92robin at 2013-07-12 17:27
デイダラボッチさん
笠ヶ岳はずぶずぶなんですか~!
それにしても至仏山は15回は下らないって
凄いです。
わたしなぞどこへ行ってもだいたい初めてですからね。
尾瀬の鳩待峠 って何となく遠いイメージが
あったんですけど、御池にいくより少し近いくらいでした。
尾瀬もまだまだ行ってないエリアがたくさんです。
いろいろ行ってみたいです!
Commented by 山旅 at 2013-07-14 17:16 x
私が昔先輩に初めて連れて行かれたのが至仏山でした。
残雪が残った小至仏山辺りで初テン泊した事と
今は登り専用ですが至仏山から山の鼻まで滑りながら下りた記憶が蘇ってきました。
あの頃は花にはまったく興味がなかったです~。

たくさんの花写真を有難うございます。
解説付きでいつも勉強になります!
私も行きたくなってしまいましたよ♪
ホント、至仏山は花が多いですね!

それにしても登山靴を忘れて来てしまったとは・・・!
愛用のスニーカーもダメになってしまいましたね。
Commented by 92robin at 2013-07-17 00:17
山旅さんは山歴が長いのですね!

そういえば、掲載の昔写真の尾瀬の時に、連れて行ってくれた方が
「燧はちょっと無理だけど、至仏なら大丈夫だとと思う」って言って
いたのを思い出しました。
今思えば、この方にいろいろと連れて行ってもらえば、その後が
違っていたのかもしれませんね~。

花の同定は5パーセント位は間違っているんではないかな?と
思いますので、あやしいものはお教え下さいね。
解説などというたいそうなものではなく、自分的覚書のようなもの
ですので、お恥ずかしい限りです。

しかしながら至仏山の花の豊富さには感嘆いたしました。
お気に入りのスニーカーだめにした甲斐があった?というものです。笑
Commented by bayichiro at 2013-07-17 19:45
ややっ!尾瀬は下道でも十分行けるのですね!
同じつくば在住なのに往復高速使ってしまいました。
くにさんブログはためになるなぁ~。
至仏山行くときの参考にさせていただきます(^-^)
Commented by 92robin at 2013-07-18 00:13
ベイイチローさん
いろは坂と金精峠のくねくね道がイヤじゃなければ、ですけどね。
高速代ってばかにならないですよね~。
(((え?私がビンボなだけ?)
何かしらお役に立てれば幸いです。


て、ベイイチローさん、いつの間にかブログ開設してる~!
おお、後日じっくり訪問いたします!
Commented by 通りすがり at 2013-07-20 18:20 x
トキソウのとなりのものは、タテヤマリンドウの花後の状態(子房)だと思います。
Commented by 92robin at 2013-07-20 20:34
通りすがりさん
おお、そうですか!
花ではなかったんですね~!
ありがとうございます!