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2014北海道 その2 大雪山 / 銀泉台から小泉平
2014年 07月 10日
2014 北海道 その1のニセイカウシュッペ山は⇒こちら
その3の知床連山縦走は⇒こちら その4の野付半島は⇒こちら 2014北海道回想は⇒こちら +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ さて、天気をにらみながらのスケジューリングに気をもむ。 6/30(月)はあまり好天は望めそうもないが、風はないみたいだし メインの知床連山の方が天気がいまひとつなので銀泉台からの 大雪山に臨むことにする。 ホントはね、ニセカウで大雪を外から眺めたから、今度は大雪の 端っこに立って大雪を眺めたかったんだけどね~見えないだろうな~。 ◆大雪山 赤岳 小泉岳 小泉平◆ 【概要】 ■行程■ 6/30(月)0535銀泉台駐車場⇒0915赤岳⇒1340銀泉台駐車場 ■GPSログ■クリックすると別タブでルートラボが開きます ■駐車場について■ 銀泉台60台(層雲峡観光協会による) ■携帯電話■ ドコモ 不可:銀泉台、小泉岳付近 その他未確認 ■装備■ アイゼンを持っていったが使わなかった ■その他■ 道道1162は全未舗装 約14km 幅員も広く、ニセカウ以上のフラットダート FFステーションワゴンタイプの車で問題なし 【詳細】 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 6/30(月)0535銀泉台駐車場⇒0915赤岳⇒1340銀泉台駐車場 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 銀泉台の駐車場奥に登山届を書く小屋、その奥にトイレがある。 トイレの道挟んで向かいが水場。 駐車場奥から幅の広い道を進んでいく。 なんでも、旭岳に道路を通そうという計画(道道212)があったらしい。 しかし、当然ながら中止となり完成部分は旭岳側の道道1160と 銀泉台側の道道1162として分断したようだ。 しばらくはその名残の道路みたいね。 雪融けのあとにはフキノトウ。 北海道のフキは大きいよね~。 フキノトウも大きかった。 少し歩くとやがて赤岳登山口。 イソツツジが咲き誇る登山道から行く先を眺める。 ん~、あれ、やっぱり雪のとこ通るんだろうね? コヨウラクツツジやらイソツツジやらイワヒゲやらを眺めながら しばらく登っていく。 ・・・と、ああ、やっぱりな~。 最初は傾斜も緩く斜行していくからいいが、中ほどはトラバースで ちょいとヤな感じのところがあった。 まあ、雪が硬くなかったのでつぼ足。 雪がついている所から上は登山道にじゃぶじゃぶ水が流れている所が 何箇所かあったね。 ツボスミレ?と思ったが、よく見たらこりゃウスバスミレだな。 花柱が膨らんでないので、チシマウスバスミレではないようだ。 それと、スミレと言えば、国内では北海道にしかないタニマスミレがないか探したけど みつからなかった。 エゾイチゲは低灌木の林床にたくさん。ツマトリソウも結構あったな。 足を進めると、イソツツジ、クロマメノキもたくさん出てくる。 キバナシャクナゲもこれでもかって位たくさん。 おお、ジンヨウキスミレも数は少ないが出てきた。 葉が細くって丈の低いヒメイソツツジも群落となり出てくる。 コケモモの花がかわいいな~。 ずいぶん平らになって、あら、コマクサ・・・と思ったら・・・ なるほどコマクサ平って所らしい。 たしかにたくさんだ。 イワブクロは蕾ばかりで咲いてるのはこの一株。 コマクサ平を過ぎるとまた雪渓。 雪渓じゃないところには、さっきからミネズオウがわんさかと。 北海道のミネズオウはピンクがかっていてとてもきれい。 イワウメもこれでもかって位。ああ、イワヒゲも嫌というほどあったな。 おっと、またジンヨウキスミレが。 ここのはまだ株が展開したばかりだ。 それとジムカデも。 で、また雪渓を登る。 左手に東岳が見えてきた。 そうそ、さっきからエゾコザクラもぽつぽつ。 さて、コマクサ平あたりから出てきていたメアカンキンバイが ここらへんから豊かな株がたくさんに。 分布は北海道の一部の山と千島。 見たかったんだよね、これ。もちろん初見。 そしてそして!━━━━(゚∀゚)━━━━!!! エゾタカネスミレが出てきた~。 葉は厚いが光沢はない。 花柱に突起毛はなし。 ものすごい株数でデヘヘ。 ((((と、思ったらその先はもっとだったw) 鮮やかな色のエゾノツガザクラに感嘆すると 赤岳だ。 う~ん、旭岳方向なハズだけど、見えないな。 白雲岳がせいぜいだ。 コマクサ平の手前あたりからほぼ一緒に歩いた室蘭からきた方とのぼのぼと。 足元はイワウメの群生だ。 おおっと、ここでエゾタカネツメクサが出てきたよ~。初見。 タカネツメクサの母種。 そうかと思えば、やった~エゾヒメクワガタだ! あたりまえだけど初見だらけ。 小泉岳は平らな所に山頂標柱がにょっきり立ってた。 小泉岳から白雲岳への分岐があるけど、そちらにはいかずに 緑岳方面に向かう。 ホソバウルップソウがじゃんじゃか出てきた。 しかも、この株、ものすごいゴージャス。 で、もうここからがものすごい。 向こうのピークは白雲岳。 てか、なにこの花のすごさ。 もうどうしてくれようか。 落ち着け。 落ち着こう。 落ち着くためにホソバウルップソウをアップで撮ってみたり。 うう。 いったいこれはなんということなんだろう。 あまりのすごさに同じようなアングルなのに何枚も撮らずにはいられないww 紫色なのはエゾオヤマノエンドウね。 オヤマノエンドウとなにが違うのかって言ったら、葉っぱに毛がたくさんてことらしい。 や~もう、いったいなんだろうな、こりゃ。 ミヤマアズマギクがぽつんと。 そして!日本では大雪山にしかないキバナシオガマ。 コマクサ平にも何株かあったけど、こっちはたくさんだ。 これも初見のチシマキンレイカ。蕾だけど。 まあ、コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)の蝦夷版だね。 これも、初見。 ちょっとピンが来てなくって恐縮だけど、レブンサイコ(チシマサイコ)。 ウスユキトウヒレン?ユキバトウヒレン? まだ展開してないんでよく分からない。 あ~季節を変えてまた来たい。 見て、このエゾタカネスミレの豊かな株と見事な群生。 ああ。もうすばらしい。感涙。 さて。 そろそろ帰らないと雨に降られる時間だな。 (15時頃から雨予報だった) 仕方ない。戻るか。 と、言いつつ撮らずにはいられないw なんとか足を進めて赤岳まで戻ってきた。 左のピークが赤岳山頂標のあるところ。 赤岳でちょいと補給休憩して、さあさ、ここからは急いでもどるよ~。 と、ずんずん歩いて銀泉台に。 銀泉台駐車場に着いてしばらくすると雨が落ちてきた。 お、急いで戻ってよかった。 さて、どのみち明日は大雪山あたりも知床あたりも天気はあまり良くない予報。 まあ、明日は知床観光でもしようかね、と、知床方面に向かうことにする。 途中で風呂。 塩別つるつる温泉。 500円で充実の風呂施設。 泉質もアルカリ性のツル系でよし。 北海道は温泉もよいのがいいよね~。 や~それにしても、想像以上の花のすばらしさに感涙した銀泉台からの大雪山だった。 しかしながら手前の方がだいぶ雪が残っていて、稜線の小泉岳あたりは花満開。 どうも小泉岳あたりは風衝地帯で雪があんまりつかないんだそうな。 なあるほど。 あ~、それにしても北海道の人はいいなぁ。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 2014 北海道 その1のニセイカウシュッペ山は⇒こちら その3の知床連山縦走は⇒こちら
by 92robin
| 2014-07-10 22:31
| 北海道の山
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Comments(8)
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charmy
at 2014-07-11 04:46
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実は今年ここも候補に挙がってます
う~~~ん行きたい!※今夜の大洗便欠航決定で大ピンチの私
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betty
at 2014-07-11 20:19
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92robin at 2014-07-11 22:28
charmyさん
なんと日曜夜便まで欠航とは! 早くもドラマが (((違) charmyさんが無事渡道できることを祈っております!! いまさらですけど、ロープウエイで旭岳やら黒岳やらに 上がっても良かったかななんておもってみたりw
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92robin at 2014-07-11 22:32
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リンゴ
at 2014-07-12 06:44
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92robin at 2014-07-12 23:12
リンゴさん
山としてはもう少し後の方がよかったと思いますが、 どうしてもシレトコスミレが見たかったのです。 なので、ちょっと早い夏休みを取りました。 や~小泉岳辺りの風衝地の花々は、ホントものすごかったです。 まさに圧巻で足が前に進みませんでした。
その節は楽しく同行させて戴いた室蘭の者です。
何度行っても大雪は感動を与えてくれます。1週間後に同じ場所に行った友人の写真を見たのですが僕たちが見た花たちが5分咲きとしたら友人の写真は満開でした。又来年行く事にしました。(笑) 知床縦走のブログ楽しみに待ってますよ 明日は休みなので北海道の蝦夷富士羊蹄山に日帰り登山です。
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92robin at 2014-07-13 22:47
なかよしさん
こちらこそ、おかげさまで楽しい時間になりました。 しかしながら、あれで5分咲き程度?! あれよりすごいことになったらどうしたらいいんでしょ? 困るな~やっぱり来年も行こうかな~笑 明日は羊蹄山ですか。 北海道は素敵な山がたくさんでいいですね~。 ブログ楽しみにしてますね。 |