カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2022年 11月 2022年 10月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2021年 12月 2021年 10月 2021年 09月 more... 最新のコメント
最新のトラックバック
タグ
スミレ(103)
宝篋山(82) 筑波山(55) 雪山(36) その他の筑波山系(32) 会津三岩岳(24) 奥久慈(18) その他茨城の山(15) ダム(14) 高原山(10) 飯豊連峰(8) 八ヶ岳(7) 会津駒ヶ岳(7) 吾妻連峰(6) 日光白根山(6) 北アルプス(6) 朝日連峰(5) 那須岳(4) 南アルプス(3) サイト内山名別リンク
タグの表示が上限になったので、
あふれた分はサイト内山名別 リンクとしました。 ■東北の山■ 安達太良山1,2,3,4,5 月山 早池峰山1,2 岩手山1,2,3,4,5,6 八幡平・裏岩手1,2,3,4,5 秋田駒ヶ岳1,2 鳥海山 焼石連峰1,2,3,4 栗駒山 燧ケ岳 大博多山 ■信越の山■ 平ヶ岳 角田山1,2 弥彦山1,2,3 未丈ヶ岳 巻機山1,2 ■関東の山■ 雲取山 古賀志山 二股山1,2,3,4,5,6,7 袈裟丸山1,2,3 至仏山1,2,3 武尊山 ■北海道の山■ 雌阿寒岳 ニセイカウシュッペ山 平山 大雪山・銀泉台から 大雪山縦走 旭岳⇒天人峡 知床連山縦走 資料 ■過去天気図■ 気象庁 日々の天気図 検索
記事ランキング
リンク
キレンゲ日記 登山・花日記 登山・花日記II Toby's blog 岩手、山小屋の日記 山登りと音楽があれば やまブログ リンゴの叫び! あの空に背伸びして2 デイダラボッチの山日記 二ッ箭の四季のブログ めもがわり いなかの240 山あるきと山はしり日記 ぼんぼんトントン 写真 な~んちゃってコンパス! ゆっくりと山登り bebeDECO バイク旅日記 改 山婆の、のんびり山散歩 楽山紀行 テントミータカ、山と猫の記憶 |
尾瀬 その2 至仏山
2014年 07月 31日
その1は⇒こちら
さて、続きです。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 7/28(月)0550山ノ鼻⇒0600至仏山登山口⇒0920至仏山⇒1130鳩待峠 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ しかしながら昨晩、山小屋の消灯時間までは、 小屋から酔っ払いのものすごい叫び声。絶叫レベル。 それと、ビジターセンターの前に衛星公衆電話があるのですが、 ほぼ30分おき位に誰かが電話をかけに来る。(これは消灯時間後も) しかもつながらないのか何度もかける。 するっていうと、あのような環境ではボタンを押す電子音や 話し声がとてもよく響くんですね~。 これには閉口しました。 テントも離れたところにもう二つある位だからと油断していましたが とうとう観念して耳栓をしました。 山のお泊り装備品っていろいろありますけど、私的には耳栓必須。 避難小屋泊まりもテント泊も大好きですが、音には無防備な環境ですよね。 ま、耳栓してからは良眠。 すがすがしい朝を迎えます。 さ、撤収して至仏山へ。 そうそう、昨日の植物研究見本園でも思ったのですが、 ここ、鳥もすごい。 この朝は木の枝でアオジが高らかに鳴いていました。 昨日はホオアカがいいところにいてやはりさえずってるし。 これ、平日の朝とかに鳥撮り目的なんてのもいいかも~。 さて登山口へ。 去年はタニウツギの花がありましたが、もう実になってました。 ヤマブキショウマはたくさん。 二回三出複葉で、葉脈が10本程度と多く、平行にそろっている。 雌雄異株。 ジョウシュウオニアザミなのかな? アザミはよくわからないのでただのアザミで表記しときます。 クルマユリもたくさんありました。 結構登ったと思ったけどヒオウギアヤメなんかがあったり。 ミネウスユキソウもぽつぽつと。 さらに足を進めて、クモイイカリソウが出てきました。 でも花はもう終わっていて葉っぱだけ。 一株たりとも花をつけているものはありませんでした。Orz 気を取り直して歩を進めます。 がらがらした急登をはへはへ行けば・・・ 背面には尾瀬ヶ原と燧ケ岳。 そうそう、これこれ、この風景はいいよね~。 さて、さっきからたくさんあるイワシモツケ。 マルバシモツケとの違いは、マルバシモツケは葉の全縁に鋸歯。 イワシモツケは葉の先端に3つの浅い鋸歯、ということでした。 それと、まだ見たことがないのですが、ややこしいいことに マルバイワシモツケというのもあるそうで、それは鋸歯がないのだそうな。 今度は階段が続きます。 さて、高天ヶ原はまだかいな。 てか、昨年あれだけあったユキワリソウなんかがまったくないのです。 花がない登山道ってのはなんともはや味気ないものなのだとしみじみ。 20日違うと、だいぶ変わるもんですね。 (((まあ、少しはあるんですが、去年がすごかっただけに。) でも、さすがに高天ヶ原に近くなるといろいろな花々が現れだしました。 オトギリソウにコメツツジ。 セリ科のこの系統は苦手だけど・・・、これは分かるよ~のミヤマウイキョウ。 そしてこれはきっとハクサンボウフウ。 そして、ホソバコゴメグサとイブキジャコウソウ。 そして、初見のハクサンサイコ! どうにもうなだれたまま風にあおられていたので、 ちょっと向いてもらいましたw 初見初撮りなのにきれいに撮ってあげられなかったのが残念。 最近この、セリ科ミシマサイコ属(またはホタルサイコ属)には 縁があって、去年の早池峰で見たホタルサイコを皮切りに、 今年の北海道遠征ではレブンサイコ(チシマサイコ)を見たところでした。 そして、今回、まさか見るとは思わなかったハクサンサイコ。 これは想定外だったので嬉しかったな。 そして高天ヶ原に。 高天ヶ原は、もうホソバヒナウスユキソウはほとんど終わりでした。 タカネナデシコとイブキジャコウソウとタカネシオガマが主体。 高天原の登山道階段は、ホンの数mですが休憩用?に もう一本ついてるところがあるのです。 ここで暖かいお茶を飲んで尾瀬ヶ原と燧ケ岳やら 高天ヶ原の花々を眺めるのがいいんだな~。 終わりかけですが、ホソバヒナウスユキソウ。 そしてそして、去年の至仏山、二度の早池峰でも会えなかった カトウハコベにとうとう会えました。 感動、熱写・・・の割にはあまりよく撮れませんでした。Orz こんもりしたよい株だったのでもういっちょミヤマウイキョウ。 それと、タカネシュロソウ(ムラサキタカネアオヤギソウ) ヒメシャジンもありました。 ヒメシャジンは萼片に細かな歯牙、ミヤマシャジンはヒメの変種で歯牙なし。 それとジョウエツキバナノコマノツメもほぼ終わり。 ちょっと湿り気の多いところではタテヤマリンドウやらイワイチョウも。 昨年、あれだけあったオゼソウもほとんどなくって、残り花があるのみ。 ヒメシャクナゲも一株二株程度。 そして、至仏山山頂。 人がわんさといたのでスルー。 タカネバラの美しい蕾が。 ものすごく紫の鮮やかなムシトリスミレも何株か。 おお、やはりこちら側はホソバヒナウスユキソウもまだ若いのがある。 やっぱりキレイだな~。 そして、これこれ。 これを見てみたかった、ウラベニダイモンジソウ。 ミヤマダイモンジソウの蛇紋岩変化ということで葉っぱの裏が赤い。 ここまでもミヤマダイモンジソウはたくさんありましたが、 葉っぱの裏は緑。 高天ヶ原あたりからちょっと薄い赤になって至仏~小至仏間のは真っ赤でした。 ジョウシュウアズマギクも何株か。 タカネバラの咲いているのみっけ。 キンロバイの群生もあったけど、ちょっと遠かったので撮れず。 さて、小至仏に向かってどんどこ進みます。 西側に目をやれば、おお、あれは奈良俣ダム。 ハクサンシャクナゲもほぼ終わりでした。 それとイワシモツケもそれはたくさん。 葉の先端に鋸歯が三つってことでしたが、きれいに三つの方が少ないですね。 だいぶ小至仏が近くなってきました。 こうして見るとなかなかりっぱな小至仏。 小至仏を越えればおお、こちらのオゼソウはまだまだ元気。 群生してました。 また苦手なセリ科の白いの。 シラネニンジン。たぶんきっとw(間違えてたら教えてプリ~ズ) そしてハクサンイチゲとシナノキンバイの群落も。 どんどこ下って、だいぶ下の方で実をつけたノウゴウイチゴ。 ちなみに去年オオバスノキと思ったのは間違いでコヨウラクツツジでした。 過去記事も訂正しておきました。 こちら側も、去年あれだけ花が豊富だったのに、 もうその花たちは終わっていてさびしい限り。 でも、念願のカトウハコベを見ることができたからいいやねと 鳩待峠までさかさか歩いてFin. 去年に比べればちょいと残念な感じもしましたが、 こんな楽な行程でこれだけの花を見ることが出来るのは やっぱりいいですね~。 テン泊ものんびり出来てよかったです。
by 92robin
| 2014-07-31 23:53
| 群馬の山
|
Comments(12)
Commented
by
charmy
at 2014-08-01 05:08
x
>背面には尾瀬ヶ原と燧ケ岳。
私もここからの景色大好き!!! でもこの岩滑るんだよねww
0
Commented
by
リンゴ
at 2014-08-01 06:35
x
Commented
by
イケちゃん
at 2014-08-01 07:08
x
くにさん沢山の花と野鳥とのんびりテン泊いいですね!
のんびりテン泊でもないか‥この前肩の小屋のテン場でも17時くらいに遅くきたカップルが19時過ぎまで飲んでさわいでたら、いつまでもうるさいと怒鳴られてました‥遅くきたうえに騒いでいて最悪でした くにさんのブログみたら至仏山に出掛けたくなってきましたよ!
Commented
by
デイダラボッチ
at 2014-08-01 08:07
x
こんにちは!
前回の北海道山行に引き続き、至仏山。 まさに「花・花・花」の山旅でしたね。 花音痴の私にとって分かる花はごくわずか・・・。 本当に羨ましい限りです。 そして希少な種類の数々・・・。 このような花々を探す楽しみがあると、山旅の楽しさも倍増しますね。 山の楽しみかたは無限にあるといったところでしょうか。 まあ、私の場合どちらかというと「花より団子(酒)」といったところでしょうか?(笑
Commented
by
くに
at 2014-08-02 23:59
x
Commented
by
くに
at 2014-08-03 00:04
x
リンゴ さん
なんだか贅沢になっちゃって。 もっとも、時期が遅れた分、カトウハコベも咲いていたんでしょうから 一概に残念なばかりではありませんよね。 それにしても泊まりで尾瀬と言うのはある意味ちょいと贅沢ですね。 駐車料金が倍になっちゃいますし。
Commented
by
くに
at 2014-08-03 00:18
x
イケちゃん
山のテン場や小屋ではあそこまでのはないと思います。 これも尾瀬ならではかな~と自分なりに納得しております。 だって、鳩待から歩いて一時間足らずのところですものね。 それにしても、20年弱前の尾瀬の時にどこを歩いたのか 探してみたかったのですが、雨で尾瀬ヶ原をあまり歩けなかったのが 残念。
Commented
by
くに
at 2014-08-03 00:39
x
デイダラボッチさん
もうなにを見てもだいたい初見!なもんですからおおはしゃぎです。笑 こういうもののキャリアってのは一朝一夕にはならないものですよね。 もっと若い時から始めていればな~なんていろんな場面で 思いますが、まあ仕方がないですよね~。
Commented
by
くに
at 2014-08-03 01:05
x
asanoさん
穂高連峰すばらしいですね。 なんだかメジャー嫌いの私も行ってみたくなりました。 花。 自分でもこんなに花にココロを奪われるとは思いもよりませんでした。 それにしても花ばかり見てるとなかなか前に進まなくって困ります。 山域が違うとこれまた花も違って、これが悩ましく欲をあおられますね。 困る~。笑
植物の考察がお詳しい、さすが。
北海道、そして尾瀬と花好きにはたまりません。 ブログレポも1週間たつと花も変わっちまうし、また次々の花も見てみたいし、 そんな時期に仕事はピークで身動きとれないしのジレンマ。 お次はどちらへ?
Commented
by
92robin at 2014-08-03 22:30
yosiさん
もう「お詳しい」なんておっしゃっていただくと 背中がむずむずしちゃいますのでひらに御容赦願います。笑 しばしば間違っていますのでホント注意してくださいね。 ちなみに去年の至仏山でオオバスノキだと思っていたのは コヨウラクツツジでしたし。 これは北海道のコヨウラクツツジを見て気付きました。 あ、あれ、ちがったと。 それにしてもやはり花ってちょっと時期が違うとだいぶ変わるものですね。 yosiさんのお仕事は夏は忙しそうですね。 私はそれほど季節で左右されはしないのですが、なんたって今年は もう夏休み取っちゃいましたからね~。 今年の夏山のメインは北海道でした。 次は・・・飯豊か朝日、それと蓮華温泉起点で白馬大池・雪倉・朝日と 行きたいのですが、天候もありますし叶うかどうか。 |