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2009年9月から歩き始めた 山の記録。静かな山が好き。茨城県県南在住。
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蓮華温泉起点で朝日岳雪倉岳周回 その1
行ってみたかった蓮華温泉起点で朝日岳から雪倉岳への周回。
なんたって花好きな皆さんが歩いているのだもの、さぞ良いに違いないと思っていました。
ここ3年位算段していましたが、なかなか天気と休みの都合が合わなかったのと、
それになんと言っても、なかなかのロングコースなのでちょっと尻込みしていました。

行程も蓮華温泉⇒白馬岳(泊)⇒雪倉岳⇒朝日岳(泊)⇒蓮華温泉のパターンが多いようですが、私、どうしても白馬大池でテント泊がしたかったのです。
するとですね、一泊目が白馬大池ではちと半端な感じになりますので、逆回りで行ってみることにしました。(((最終日が短い行程の方が気が楽ですものね)
二日目の行程(朝日小屋⇒白馬大池)が長いから、ちと大丈夫かな?と思いつつw
だって、一日目の蓮華温泉から朝日小屋までは休憩含めて9~10時間みておくことって山と高原地図にあるし、二日目の行程は明らかにそれよりも長いわけで。

結果からいえば、予定通り周回できましたけど、やっぱり結構きつかったな~。
暑さもこたえた~。

さて、今回のテーマは
1、百花繚乱といわれるこの周回コースを歩くこと
2、時期的にちょっと遅いかもしれないけど、クモマスミレが見たいこと
3、白馬大池でテント泊すること
4、できればライチョウを見たいこと

で、実際歩いてみれば、タカネコウリンカ、タカネイブキボウフウ、オオサクラソウ、リンネソウ、ホタルサイコ、クモマスミレ、チャボヤハズトウヒレン と、なんと初見の花の多いことよ!
花も湿性のものから乾性のものまでめまぐるしく交差し、めくるめく花の路にくらくら。
おまけに砂浴びしているライチョウ親子も見ちゃったし。

さて、それでは行ってましょう。
ソロです。

■行程■
7/25(土)1930つくば発⇒北関東道太田桐生IC⇒長野道更埴IC⇒2430蓮華温泉P

7/26(日)0520蓮華温泉P⇒1445朝日小屋(テン泊)
7/27(月)0440朝日小屋⇒1040雪倉岳⇒1320三国境⇒1540白馬大池山荘(テン泊)
7/28(火)0640白馬大池⇒0910蓮華温泉

■GPSログ■
ルートラボにアップしてあります。
ちなみにGPSログをカシミールに落として計測したデータは、
Day1 蓮華温泉⇒朝日小屋 沿面距離14.6km 累積標高+2040 -1380
Day2 朝日小屋⇒白馬大池 沿面距離16.5km 累積標高+2020 -1772
Day3 白馬大池⇒蓮華温泉 沿面距離 5.0km 累積標高+ 144  -1024

■駐車場について■
蓮華温泉Pは公称70台、その200m位手前に14~5台。
土曜の夜着で蓮華温泉Pは満車でした。
後の画像でご覧ください。

■水場について■
利用した水場は、花園三角点の先の水場(朝日岳寄り)、朝日小屋、白馬大池山荘。
山と高原地図にある水場マークは花園三角点近くの水場以外、どう見ても沢水。

■携帯電話■ ドコモ
不可:蓮華温泉P、朝日岳山頂、朝日小屋、雪倉岳、白馬大池山荘
その他未確認

■泊まり装備■
モンベル U.L.ドームシェルター 1型
イスカ150X 
一泊目夜2時の気温9度でちょっと寒くって目が覚めました。
二泊目朝4時の気温12度で快適。
また夜半から朝7時まで断続的に強めの雨、風もなかったのでテント内壁は結露。

■その他■
★朝日小屋情報で残雪の上を歩く所がいくつかあるので心配ならアイゼンを、ということでしたが、雪もやわらかくアイゼンなし。(持っていかなかった)
★それと朝日岳の水平道は残雪により通行止。
★テン場は朝日小屋が700円、白馬山荘が1000円。


【詳細】
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
7/26(日)0520蓮華温泉P⇒1445朝日小屋(テン泊)
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
さて、夜着で蓮華温泉登山口駐車場は満車でした。
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なので、手前200m位のところへ。(この画像は帰ってきたときに撮ったもの)
ここも夜着であと3台くらいの空きでした。
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ちなみにトイレは蓮華温泉ロッジと駐車場の間にあります。(工事中で現在は仮設トイレ)
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駐車場から蓮華温泉ロッジへ。
この裏手にまわると小蓮華~白馬への道で右手が朝日岳への道となります。
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右手へ入り進みます。
だらだらと下ってアヤメ平へ。
行く先の朝日岳が見えます。
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アヤメ平がもうすごい。
シモツケソウ、オオバギボウシ、オニシモツケなどなどがわっさーと。
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アヤメ平というだけにヒオウギアヤメも多いです。 エビラフジもあったり。
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オニシモツケとカラマツソウが朝日に輝いてきらきら。
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メタカラコウも。
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おお~とか言いながら歩を進め一つ目の橋。
山と高原地図に出てくる「鉄製の橋」かと思いましたけれども、それはこの先でした。
いや、しかし下ります。蓮華温泉が1470mでここが1170m。
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基本、木道が多いのですが、ところどころは普通の森の中も歩きます。
それにしても蒸し暑いです。
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森の中にはソバナ、イワガラミ。
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オトギリソウ、オニノヤガラ。
オトギリソウも同定を投げているので、オトギリソウはなんでもオトギリソウなのであしからずw
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そして二つ目の橋。白高地沢に架かる橋です。
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カモシカ坂に差し掛かる前の湿原に、オオバタチツボスミレみっけ。咲きそうなウバユリも。
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カモシカ坂から左手に目をやれば、雪倉岳と小蓮華山。
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カモシカ坂を登りきれば緩くなり花園三角点。
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キンコウカと奥に朝日岳。
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タカネマツムシソウも出てきました。 ワタスゲも。
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イワイチョウ咲き始め。 ミズバショウはまだ残ってました。
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水場は花園三角点から結構先に行った右手にあります。木道が延びているのでそれが目印。
よくわからなくって花園三角点あたりをうろうろしてしまいました。
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ハクサンコザクラもたくさんでてきました。 ミヤマツボスミレも。
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そして、青ザクと呼ばれるあたりになると…おおお、ユキワリソウの群生が。
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この青ザクはほんと花だらけです。
ムシトリスミレ、ミヤマアズマギクもたくさん。
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来し方を振り返れば緩やかに上る道がわかります。
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シロウマアサツキに、初見のタカネイブキボウフウ。
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イブキジャコウソウにシモツケソウ。シモツケソウはもう道中ずっとたくさん。
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ヒオウギアヤメとワタスゲが広がる斜面。
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紫が鮮やかでまぶしいくらいのタテヤマウツボグサとシモツケソウ。
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遠くを見やれば雪倉岳が存在感たっぷりに。
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で、開放感あふれる五輪高原から五輪の森に入ります。
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おや、オオバキスミレだ。でも、標高1970mだし、きっとミヤマキスミレの域だよね。
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ミヤマキスミレはオオバキスミレの高山型なんですけど、図鑑的には葉が輪生に近い形でついてるということです。
でも、こんな報告もあって、輪生するものばかりではないようですね。
この画像のものはほぼ輪生と言ってもいい感じですが、朝日岳から朝日小屋に降りる道にあったものは普通のオオバキスミレのように葉が一つ離れてついてました。

ミヤマアキノキリンソウもたくさん、コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)はぽつぽつ。
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ヨツバシオガマにシロバナハナニガナ。
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カラマツソウとミヤマカラマツ。
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識別するには花糸の形状と葉の形に注目。
でも決定的な差異はカラマツソウには葉柄のつけねに大きな托葉があることです。(これは撮り忘れ)


カラマツソウ //ミヤマカラマツ ミヤマカラマツの花糸の基部は細い
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カラマツソウ//ミヤマカラマツ カラマツソウは葉の先が荒く分かれる ミヤマは徐々に細くなる
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さて、登山道の花々はまだまだ続きます。
ノウゴウイチゴ、アカモノ。
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水がじゃぶじゃぶ流れているようなところを歩くことも多いです。
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で、そんなところにはリュウキンカが美しく。
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ミズバショウも。
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さらに進めばキバナノコマノツメ、アオノツガザクラ。
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残雪の周りにはハクサンコザクラの群生。あちこちあって、いや~すごい。
そういや、思ったのは、東北のハクサンコザクラはちっちゃいけど、今回のルート上のは結構大きいなと。
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さてさて、初見のオオサクラソウ。これはうれしかったな~。
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ちゃんと目印があって親切ね。
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ざぷざぷ沢の流れる脇の茂みにはタチカメバソウ。
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シラネアオイもありました。
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この規模の残雪の上を歩くところが2か所。(ちっちゃいのはもう幾つか)
ちょうど真ん中のあたりを斜行していきます(矢印)。画像では見えにくいけど、紅がらが撒いてあります。
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シナノキンバイにハクサンフウロ。
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ニッコウキスゲもあちこちに群落を作っていました。
ハクサンシャジンもそれはあちこちに。
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ミヤマトウキも飯豊あたりのよりも大きめかな。 
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タカネマツムシソウもあちこちに。ミヤマウイキョウも。
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まあ、ほんといろんな花がこれでもかってほど。
ここらへんも陽ざしがぎらぎらで暑かったのですが、いくらか風が抜けるので助かったです。
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岩場には、チシマギキョウにミヤマムラサキ。
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クルマユリにイワオウギもそこここに。
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タカネナデシコ、イワシモツケ、ミネウスユキソウもじゃんじゃん出てきます。
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むむ、クモマスミレの葉。花が咲いている株がないかとドキドキしましたが、なし。
オヤマソバも多かったな~。
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タカネツメクサ、クモマミミナグサ。
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ホソバツメクサとピンが来なくって残念なハクサンサイコ。
ハクサンサイコは一株しか見ませんでしたのにのにのにぃ。
(でも、三日目にホタルサイコ見ちゃった(º﹃º))
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ハクサンイチゲもどんどこ出てきてご機嫌です。
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さて、これってなんでしょう?
花柱が棒状に見えるのは見えるだけなんだろうか?側弁には毛。
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ミヤマダイコンソウとまだ咲いてないクロトウヒレン。
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コバイケイソウの白と残雪の白、空の青が実に美しい。
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でも、ものすごく暑い~w
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チングルマも多いです。      ハクサンイチゲもフレッシュなのがたくさんです。
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ウメハタザオはここらだけでした。
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葉や茎には星状毛がたくさん。
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なんてやってると、ようやく朝日岳山頂に到着。
展望がよいはずですが、もうガスが来ていて周りの山はあまり見えませんでした。
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さあて、これから標高差300m位下らなくっちゃ小屋につきません。
水平道が通行止なので、明日の朝はまたこれを登るのか~と思うとちとツライw

ミヤマリンドウにミヤマタンポポ。
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しばらく下って少し回り込むと…おお!小屋が見えた。
思ったよりもステキなロケーションにココロ踊ります。
小屋の奥は前朝日岳。
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も少し下ってチングルマと小屋。
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小屋到着。受付してさっそく設営。最終的には15張位でした。このくらい余裕があるといいですよね~。
ごろごろして至福のまどろみを楽しみましたが、陽が照りすぎてテント内が暑い~。
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一人だともう実に簡素。
できるだけ軽くしたいときの定番になりました。
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テン場の周りにはハクサンコザクラやらミヤマタンポポやらミヤマツボスミレがびっしりでした。
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夕暮れを楽しんで就寝。
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夜、星空観賞。
すごい星空でした。簡易なものでも三脚持っていけばよかったな。
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さて、一日目の蓮華温泉から朝日小屋まではここまでです。
二日目の朝日小屋⇒朝日岳⇒雪倉岳⇒三国境⇒小蓮華山⇒白馬大池(テン泊)と三日目はこちら⇒その2

それと、スマホで見ている方もできればPC版にして見ることをお勧めします。
縦構図の2つ並びの画像がスマホ版だと2つ並びにならないみたいだし、
横構図は500ピクセルにしてあるのですが、どうもうまく反映されずに
小さくなっちゃいますので。




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by 92robin | 2015-07-30 21:13 | 北アルプス | Comments(2)
Commented by charmy at 2015-08-03 05:00 x
凄い!お花だらけ!!!

でも超ロングコースに超高低差!!!

厳しい~~~
Commented by 92robin at 2015-08-03 20:02
charmyさん
結構木道が多いので割とサクサクと歩ける区間が多いのですが…
森の中は蒸し暑いし、そうじゃなければ照って暑いのです。
や~もともと足が遅いってのにもうたいへんでした。
無事たどり着いてよかったw