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大雪山縦走 その1
2017年 07月 11日
北海道遠征、1登目の平山は⇒こちら。
さて、いよいよ大雪山縦走です。 2014年の北海道遠征時、この縦走の準備として 1、大雪山を遠くから眺める⇒ニセイカウシュッペ山 2、大雪山の一角を登ってみる⇒銀泉台からの赤岳と小泉岳 と我ながらなかなかの用意周到ぶり。 今回は、旭岳から天人峡へとぐるっと縦走。 予定では、 <Plan1> Day1 旭岳ロープウエイ⇒旭岳⇒北海岳⇒白雲岳避難小屋(テント泊) Day2 白雲岳避難小屋⇒忠別岳⇒五色岳⇒ヒサゴ沼避難小屋(テント泊) Day3 ヒサゴ沼避難小屋⇒トムラウシ山⇒ヒサゴ沼避難小屋(テント泊) Day4 ヒサゴ沼避難小屋⇒化雲岳⇒天人峡 <Plan2> Day1 旭岳ロープウエイ⇒旭岳⇒北海岳⇒白雲岳避難小屋(テント泊) Day2 白雲岳避難小屋⇒忠別岳⇒五色岳⇒ヒサゴ沼避難小屋(テント泊) Day3 ヒサゴ沼避難小屋⇒化雲岳⇒天人峡 Plan1は天気の条件がよければ3泊4日で3日目をトムラウシ山ピストンの※ゴールドプラン。 Plan2はトムラウシピストンをなくした2泊3日のシルバープラン。 ※公共の交通機関を利用するならば2泊3日でトムラウシを抜けて新得側に降りちゃうのが普通です としたのですが・・・まあ、実際の行程はこのようになりました。 Day1 旭岳ロープウエイ⇒旭岳⇒北海岳⇒白雲岳避難小屋(小屋泊) Day2 白雲岳避難小屋⇒忠別岳⇒忠別岳避難小屋(小屋泊) Day3 忠別岳避難小屋⇒五色岳⇒化雲岳⇒天人峡 特に天候が大荒れだったとかではないのですが、日和ったねワタシww いや、大雪の広さに圧倒されたわけですよ。 昔の俳人が、「山の高さを知りたいなら富士山に登れ、山の広さを知りたいなら大雪山に登れ」と言ったそうですが、いや、大雪、ホントに広かった。 【概要】ログはルートラボへ⇒こちら ■行程■ 7/3(月)0730ロープウエイ姿見駅⇒1005旭岳1020⇒1235北海岳⇒1445白雲岳避難小屋 7/4(火)0530白雲岳避難小屋⇒1015忠別岳⇒1155忠別岳避難小屋 7/5(水)0545忠別岳避難小屋⇒0700五色岳0750⇒0940化雲岳1010⇒1600天人峡 ■駐車場について■ 旭岳ロープウエイ駐車場は有料(一日500円)、そのすぐ手前の無料公共駐車場を利用。 ■携帯電話■ mineo-ドコモ 可:旭岳姿見駅、旭岳山頂、白雲岳避難小屋の2階窓際、忠別岳、五色岳、化雲岳、第二公園手前、天人峡 不可:忠別岳避難小屋 その他は未確認 ■装備■ 軽アイゼン⇒使用しなかった 泊まり装備:モンベルU.L.ドームシェルター1型、イスカ150X+シュラフカバー 夜間最低気温は6℃~8℃ ⇒テント泊装備だったが2泊とも避難小屋泊。二日目6℃はこの装備ではやや寒かった ■利用した水場■ 白雲岳避難小屋の水場 忠別岳避難小屋の水場(小屋から雪渓を100m位降りていくと水の流れがあります。雪渓尻の水) いずれにしても北海道なんで水は浄水器(スーパーデリオス)使用。 ■その他■ ★天人峡からの戻りはタクシー利用、5230円。 (千鳥ハイヤーを利用しましたが東交ハイヤーの方がいいかも。東交ハイヤーは東川町に営業所があるのを帰りがけに発見。つまりタクシーを呼んでから来るのが早いかと思われます。他はおそらく旭川市内か旭川空港あたりから来るのか呼んでから45分位かかることになります。) ★避難小屋のトイレは使用した紙は持ち帰り。 ★白雲岳避難小屋は夏シーズンのみ管理人が入り、料金1000円。テン場は300円。 ★忠別岳避難小屋は管理人なし、無料。 ★天人峡から旭岳ロープウエイ駅までは山と高原地図などによると登山道がありますが一部崩落しているようで、白雲岳避難小屋の管理人のいうことには少なくとも荷物を背負っては絶対行かない方がいいということでした。 事前調査でも直近の記録が見つからなかったし、数年前の数少ない記録でも(一つしか見つからなかった)すでに崩落していたので、ここは歩かずタクシーで戻る計画にしました。 【詳細】 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 7/3(月)0730ロープウエイ姿見駅⇒1005旭岳1020⇒1235北海岳⇒1445白雲岳避難小屋 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ さて、下界駐車場の出発時の天気は濃霧~霧雨的な感じ。 う~む、そんな予報じゃなかったはずだけど。 まあ、雨雲の動きを見ると好転するようなので時間を少し遅らせてロープウエイに乗り込みます。 ロープウエイ駅乗り場には上の姿見駅からの旭岳ライブ画像が映っていたのですがなんと晴れてる! こんなで?と思いつつロープウエイで高度を上げていくと陽が差してきました。おお。 ロープウエイを降りて少し歩けばこんな。感動的に晴れている! 旭岳に向かって登っていくとキバナシャクナゲがたくさん。 ショウジョウバカマも。 ジムカデも。 振り返ればすでに遠くに姿見駅。 この画像の左手はエゾノツガザクラかと思われる群落。咲いてないのが惜しい~。 今年の北海道はどうも春が遅いらしいみたい。 咲いてないかな~ときょろきょろしながら歩いていると咲いているのも少し出てきました。 私、このエゾノツガザクラ好き。 分布としては東北にもあるってことだけど見たことないもんね。 ワタシ的には北海道の花。 なんだかんだずっとあるのがメアカンキンバイ。 火山ガスがもくもくしている旭岳。 しばらく歩くと旭岳の岩室。緊急時のみ使用可ということらしい。 まあ、とにかくいやというほどキバナシャクナゲ。 3日間すべての行程でわんさか出てくるけど、本州では2600m程度以上の高所でないと出てこないので見飽きる位なのは贅沢なことですな。 そうこうしているうちに旭岳が近くなってきましたよ。 9合目表示あたりからはもう素晴らしい展望。 二日目の縦走路がよく見えました。 雲が掛かってますが十勝の山も見えます(右奥)。 (クリックすると大きくなります) ちょいと黒岳方面を見やれば、本日の行程と、2014年に登った赤岳や小泉岳、奥にニセカウ、おととい登った平山も見えます。 公共の交通機関を使うのなら黒岳から入るのもいいですね。 そしてもうひと登りで旭岳山頂。 さあ、裏旭に下って行きます。 途中にジムカデがたくさん。メアカンキンバイも。 で、途中から残雪歩き。 でも、雪がやわらかいし斜度もないので安心。 緑の丸印が裏旭のテン場。テレマークスキーの人が一張。 キバナシャクナゲに囲まれたテン場なんていいな~。 ちなみにチングルマの群生が見事といわれる裾合平経由で・・・とも考えましたが、どうも今年は残雪も多いようなのでまだ咲いてないだろうと思ってやめときました。 イワウメもあちこちにへばりついてます。 旭岳を降りて裏旭を見やればこんなに雪がべったり。 コメバツガザクラあり~の。 ミヤマタネツケバナ、チングルマもようやく咲いているのがちらっとあり~の。 それで、キバナシャクナゲとともにずーっとたくさんあったのがミヤマキンバイ。 間宮岳の登り途中から南方面を見やれば、あ~ら忠別岳へのだだっぴろい稜線。 (だなんてね。二日目にこのだらだらした行程に嫌気がさして予定変更となるとはこの時は思わずw) まあ、とにかくどんどこ歩けって。 キバナシャクナゲは美しい。 間宮岳あたりから、黒岳方面。 そしていよいよ北海岳と白雲岳が見えてきました。 そこらへんには、エゾタカネスミレが一面に咲いているところも。 いや~これまでも葉っぱだけはあったんだけどなかなか咲いているのがなかったんでこれはうれしい~。 エゾノツガザクラも咲いたばかりのがぽつぽつと出てきます。 そして北海岳。 黒岳から入って白雲岳に向かう場合も分岐になる地点です。 北海岳を通過して白雲岳に向かいます。 それにしても、大雪山、色の名前の山が多いですね。 黒岳に白雲岳、赤岳、緑岳と。 この北海岳~白雲岳間の花がすごかったです。 3年前に行った小泉岳のあたりと同じような植生。 でも、チョウノスケソウはここではついぞ見つからなかったな。 小泉岳あたりよりはちょっと花の数も種類も少ない気がします。 まあ、そもそも花が遅くってまだ咲ききってない感じです。 キバナシオガマもたくさんありましたが、まだ咲いてないOrg ミネズオウにまだ蕾のチシマクモマグサ。 イワウメを烏帽子岳バックに。 咲いてないけどイワヒゲ。ここまでヒゲヒゲしているイワヒゲは初めて見た~。 なるほど髭だよね。 なんてやってると白雲岳目前。 花が多いと足も軽いです。 白雲岳山頂に向かう道はスルーして白雲岳避難小屋へ。 お~随分下るな~。 下る途中から見た小泉岳~緑岳の稜線。 花を見るならここ、銀泉台から赤岳~小泉岳~緑岳がおすすめ。 エゾイチゲなんかがさいてますけど・・・、避難小屋への道は川となってます。 小屋直前に水場。 この後の小屋、忠別岳避難小屋にしても行かなかったヒサゴ沼避難小屋にしても結構稜線から降りたところにあるんですよね。これってみんな雪渓尻の水を水場にするためってのもあるのかしらん。とにかく水場と言う水場は雪渓からの水。 小屋前にはミヤマアズマギクがありましたっけ。 で、テント泊のつもりだったのですが、どうも予報では夜に雨、また小屋も空いているようなので小屋泊まりとしました。 小屋は12人くらいで余裕。 さて、大雪山縦走 その1はこれでおしまいです。 その2はヒサゴ沼まで行くはずが忠別岳避難小屋泊まりになる二日目と、晴天の中トムラウシを見ながら花の中を歩く三日目です。三日目はうっとりする素晴らしい花の風景と、化雲岳からの下りのアブ地獄という両極端な醍醐味w ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 頂上まで行かなかった北海道1登目の平山は⇒こちら 大雪山縦走その2は⇒こちら 大雪山縦走その3は⇒こちら
by 92robin
| 2017-07-11 20:46
| 北海道の山
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Comments(4)
今年の北海道、好天(暑すぎ?)が続いていますね。
お天気に恵まれて何よりです。 北東北とか北海道の山はヒト少ないので小屋泊が楽でしょ。 マジウラヤマシス。
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by
92robin at 2017-07-12 22:17
はたけんさん
それがね~2日目はけっこうガスガスだったんですよ~。 まあ、風はほぼなかったのでヨシですけど。 そうそう、小屋。 せっかくテント背負っていったのに2泊とも小屋泊です。 撤収も楽だし、空いていたから快適でした。 それにしてもね、大雪、ほんとすごく良かったですよ。 いや~よすぎて参りました~。
Commented
by
charmy
at 2017-07-31 05:04
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は!こんなことやっていたんですね!!
Commented
by
92robin at 2017-07-31 23:06
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