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'09 北海道 雌阿寒岳 標高1499m (長いでし)
2009年 09月 09日
(バイクブログの記事を移行しているので、なにぶん唐突な流れと
なっております。ご容赦) さて、今年の北海道も早くも4泊目。 4泊目の明くる朝は晴天だ! うしし。行くぞ!雌阿寒岳! 「って、どこが登山口ですか?」 意気込んでいた割には良く分ってない自分にYeah~! 宿のおかみさんに「あっちよ~」と指さされたほうへ向かってGo! 「いいわね~こんないい天気で~」とおかみさんに見送られる。 どうやらおかみさん、昨日のあの雨天のなか5合目位まで登ったそうな。 さて登山口。 アカエゾマツの純林が続く(のだそうだ)。 昨日の雨でしっとりとした林だ。 しっとりと静謐な山に入るのはステキなこと。 アカエゾマツの林を抜けるとハイマツのなかを登る。 このハイマツはハイマツらしくない背の高いハイマツ。 振り返るとオンネトーが見えた。 ハイマツの下の地面にいろいろなキノコが生えていたり、ルリビタキと思われし鳥を 見たりするが、ぐぐぐっとこらえ、登りに集中する。 いつも動植物に気を取られ、コースタイムの何倍だ?の時間がかかってしまうからね。 それにしてもちょっと疲れてきたよ。 休憩。5合目位かな? ((クリックすると大きくなります) ふひふひ言いながら8合目位になるとガレ場。 ええ~ここのぼるのか? ま、低山しか登ったことない私はちょっとビビる。 (なんせ、森林限界より先は登ったことないんだから~) どこ登ったらいいか分かんないように思うが、ちゃんとマーキングがしてある。 マーキングをたどって登ればいいのだ。 振り返れば、息をのむ美しさ。 ガレ場をぐりぐり登っていくと火口が見えてきた! すごいや! 反対側を見れば、おお!阿寒湖と雄阿寒岳が見えるよ。 ((きっとたぶんw 違ったら教えてプリーズ) うおー、登ったんだなワタシ! と火口渕を少し行くと山頂碑だ。 ピークゲットだぜ!! 実は、かなり不安だったし自信もなかった。 なんせ、職場の階段を4階分登っただけで、脚だりぃぃ~とかの貧脚だし、 コースタイム45分のところを4時間もかかっちゃうワタシだ。 ((まあ、動植物に気を取られ過ぎなのですが) う~なんか感動だ。 ((北海道出身の同僚が小学4年の遠足で登ったというのはこの際忘れときます) さて先に進むか。 実はこのままピストンで降りちゃおうかと迷ったんだけど。 だって、この先、オンネトー登山口の方に降りるとその後野中温泉まで 延々と歩かなくっちゃならないんだよね~。(弱) でも、この際だ!歩いてみよう! 火口の渕を通るんだけど、ちょっとコワかった。 それもそのはず、私、高いとこ苦手なんだよね。 青沼と阿寒富士を見ながらこわごわ歩く。 砂礫の道を下る。 下って行くと阿寒富士の分岐が出る。 だいたい雌阿寒岳と阿寒富士はセットで登る人が多いそうだが、 私は貧脚なので自重する。 だいたいなんのとっかかりもないような登山道って登って下れる自信はまったくない。 (((弱過ぎ) さて、先ほどからすごく気になっている。 こちら側の登山道は植物が豊富なようだ。 イワブクロ まあ、この時期、中途半端で花が多い季節でもないのだけれども。 イワギキョウ コマクサ ((この季節に奇跡的に一輪) コケモモ シラタマノキ ん~、コ、コースタイムが~~。 ま、ここらへんでもうコースタイムのことは忘れますw そして、ハイマツ帯を抜けると素晴らしい樹林帯へ。 そこは魅惑の世界。 アカミゴケ 「コケ」と名前は付いているけど、これは地衣類。 つまり植物ではなくその構造を作るのは菌なのである。 とはいえ光合成生物でもあるというなんとも不思議な地衣類。 同じく地衣類のハナゴケ よ~く見ると、先っぽは赤いぽっちがついてるよ。 キノコもばんばん生えている。 さまざまなキノコが、もうこれでもか!という位。 アブラシメジ 昨日の雨で傘は粘性を増し、キラキラ☆だ! 魅惑の世界にもうクラクラ。 素晴らしい森。 感動。 で、ようやく下山。 いや~もっとキノコを載せたかったんだけど、ブログの1記事あたりの画像が そろそろ一杯。笑 ((あ、もういいですか。そうですか) さて、これからが長いな~。道道を行くとさらに長いので、オンネトーの山側の 遊歩道を行くべい。 はて?どこから入るんだろ?? と、登山口のところにわらわらといた人に聞くと、逆に 「この27人ってホント~??出逢った~??なんだろこれ~??」 と聞き返される。 入山届を検分しているようだ。 素晴らしい森に感動した私はとても親切になり、その集団の解説をして差し上げる。 そうこうしているうちに、車で送ってくれるということになった。 うふほほ。やった~! で、その人たちに連れられて、湯の滝も散策。 ここは世界で唯一の生きているマンガン鉱床なんだってさ。 滝の黒く見える部分が酸化マンガン。 湯の滝のお湯に含まれるマンガンイオンがマンガン酸化細菌と微小な糸状藻類 との微生物共同体によって酸化されて、酸化マンガンとして沈殿するってことらしい。 この横と上には入れる岩の野湯があったらしいけど、天然記念物に指定されて から入湯禁止。 でも、その前に湯の温度が下がって入るにはちょっとぬるすぎる状態になっちゃって たんだってさ。 解説を受けたり、北海道の山々の話や林道の話をしたりした後、送ってもらって 登山終了! 登山も素晴らしかったが、なんといってもその森の豊かさ美しさに感動した 実にステキな一日だった。
by 92robin
| 2009-09-09 00:00
| 北海道の山
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