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残雪の吾妻連峰 浄土平から
2014年 04月 27日
さて、GW第一弾。
GWと言っても4月はカレンダー通りの人にとっては飛び石。 なので土日の26-27の一泊二日の行程で組む予定。 巻機山なんかもいいな、とも思ったんだけど、 指をくわえて山スキーの人を眺めてるってのもちょっとな~ なんて思ってやめて、吾妻連峰にしてみた。 ただ、この時期の浄土平からの吾妻連峰って一切経山あたりまで の記録はよくあるんだけどその先のが見つからない。 逆からの西大巓-西吾妻はあるんだけどね~。 ならば私達が見てこようじゃないの、ということで、 浄土平から東大巓で明月荘泊まりのピストンか 状況が許せば谷地平廻りで戻るという計画。 (日和ってグランデコ-西大巓-西吾妻山-西吾妻小屋泊 でもいいかなともちょっと思ったw) まあ、結果からすると、東大巓には届かず。 オオシラビソなどの針葉樹が密な割と緩やかな積雪状態の地形が あんなに難しいとは。 ルート維持するのが大変だった。 それと、烏帽子山西面の深い踏みぬきで諦観、撤退。 今回の同行もbetty氏。 【概要】 ■GPSログ■クリックすると別タブでルートラボに飛びます さて今回はログを落としやすくなった国土地理院の電子国土基本図にもログを落としてみた。 ルートラボからGPXデータを落として別地図で見るのがどうも・・・と言う方にはいいかな? ⇒こちらをクリックすると別タブで電子国土に飛びます でもUP後30日で消えちゃうらしい。 ■行程■ 4/26(土)0325つくば発⇒0355betty氏宅0410⇒北関東道 桜川筑西 ⇒東北道 福島松川スマートIC⇒土湯経由磐梯吾妻スカイライン⇒0710浄土平P 0750浄土平P⇒0940一切経山⇒1120家形山⇒1300ニセ烏帽子山⇒1350烏帽子山 ⇒1520烏帽子山西面1834m地点 撤退、登り返し烏帽子山で幕営 4/27(日)0700烏帽子山⇒0740ニセ烏帽子⇒0936家形山1000⇒1050一切経山 ⇒1150浄土平P ■駐車場について■ 浄土平の駐車場は公式HPなどでご確認ください。 (((台数数えなかったw) 朝到着時はホンの数台だだったが、27の駐車場帰着時は満車だった。 満車と言っても、ほぼ観光客。 ビジターセンター裏の未舗装駐車場はこの時期まだ積雪で駐車不能。 ■磐梯吾妻スカイライン通行規制■ 春の開通からしばらくは夜間通行止め期間がある。 通行可能時間は4月の26から5/8までは7時~17時。 詳細は福島県道路公社のHPで要確認。 ちなみに恒久無料で一般県道になったそうな。 ■携帯電波■(ドコモ) 可:浄土平P 不可:烏帽子山 その他未確認 ■登山道について■ ショートカットが出来るところでは雪上であるのでショートカットしたが 基本は夏道を辿った。 だが、家形山から烏帽子山までは樹林が密な所が多く、 「ここが夏道」と確信を持てるところはほとんどなかった。 夏道であることを示すスチールプレートが一か所、 コケが生えて目の前に来ても分からなかった元色不明のリボンが 一か所、地上20cmに出ていたピンクリボンが一か所あった。 とにかく目立つリボンや標識などはなし。 山頂標柱も家形山、ニセ烏帽子、烏帽子山ともに見つからず。 (烏帽子は西面を少し下った所になぜかあった) 家形山からはトレースなし。 一切経山の一部は積雪なし。 ■装備■ 浄土平P⇒家形山手前まではつぼ足 家形山登りは軽アイゼン 家形山からしばらくして踏みぬきが多くなってきたのでスノーシュー 泊まり装備はナンガ オーロラ750DX ショート、アライテントのツェルト 夜半ツェルト内で-5℃ 【詳細】 0650位に磐梯吾妻スカイラインに入る。 時間規制チョイ前だったが、保全の車の脇を通してくれた。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 4/26(土) 0750浄土平P⇒0940一切経山⇒1120家形山⇒1300ニセ烏帽子山⇒1350烏帽子山 ⇒1520烏帽子山西面1834m地点 撤退、登り返し烏帽子山で幕営 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 一部木道が出ている浄土平からスタート。 私が写っている画像はbetty氏からの頂き画像。 (私のはアスペクト比が16:9のでbetty氏からもらったのが4:3のね) 少し歩くと酸ヶ平避難小屋。 振り返れば浄土平Pの道路挟んで向かいの吾妻小富士。 一切経山の登り途中から地面が出て山頂も積雪なし。 一切経山山頂から吾妻小富士と高山。 高山の奥に箕輪山と安達太良山。 だだっ広い山頂を吾妻小富士が見える反対側にまわると、 おうおう、あれが家形山と五色沼か。 なんたって、浄土平から入る吾妻連峰は初めてなのだ。 初めの吾妻連峰は2010年9月に滑川温泉から。 二度目は2012年3月にグランデコスキー場から西大巓、西吾妻山。 (((ここでasanoさんとお会いしたのであった~) 山始めてちょうど丸一年でソロで滑川温泉からっていうのは、 今から思えばちょっと冒険だったかな。 最初の頃はソロが多かったな~。 一切経山を下って五色沼の外輪を歩き、家形山の最後の登り。 ここからトレースは全くなくなった。 家形山の山頂も雪が消えていた。 さあ、もうトレースも一切なしのオオシラビソなどの針葉樹の見通しの効かない樹林帯。 地形や樹木の位置関係で積雪に偏りがだいぶある。 歩きやすいところ、踏みぬけなさそうな所を選んであるくのだが、 ルート維持するのがホント大変だった。 踏みぬきが多くなった途中からスノーシュー装着。 こんなところはまだ歩きやすいところ。 たまにはこんな開けたところも出てくる。 前方はニセ烏帽子山。 ニセ烏帽子山の山頂付近。 ニセ烏帽子の前後だったかな? このスチールプレートを見つけた時はなんだか少しほっとしたな。 さあ、今度は烏帽子山の登りだ。 ようやく開けた。爽快。 ちょっと疲れてマス、私w いや、だってやっぱり冬の泊まり装備は重い。 久しぶりにこんな重いの背負ったわ~。 烏帽子山の山頂っぽい平らな所に出た。 で、これを昭元山方向に向かうのだ・・・・が・・・・ 夏道がありそうな西側は背の低いオオシラビソとハイマツの藪。 うう~ん、どっから降りればよいのだ? しばらくあっちに行ったりこっちに行ったり。 樹木の周りをヘタに歩くとスノーシューを着けていても踏みぬいちゃうから ウロウロするのも大変。 で、ちょっと南側から回り込んでみると・・・ 夏道発見。 (((betty氏がこの標柱を見つけた。私の背丈では回り込んだ付近からは見えなんだ(T_T) 画像は夏道を下から撮ったもの) しばらくは雪消えした岩の道を下るが、そのうち積雪路に。 で、これがものすごく踏みぬくの。 スノーシューを装着していてもずっぽり。 画像下なんか胸まで入っちゃったもんね。 はて、この先踏みぬかないルートで下れるのだろうか・・・。 諦め半分でルートを検討する。 が、諦めた。 こりゃここまで。 で、登り返して幕営だ。 お疲れ~!! betty氏の激重のザックからは、ワインボトルがww キムチ鍋であったまって、いい気分。 暖かいものがおいしい! 本日のお宿。 そうしているうちにサンセット。 ニクいことに、届かなかった東大巓に陽が落ちる。 少し悔しい気持ちはあるが、存分に歩いたからいい調子で酔っ払い。 そして就寝。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 4/27(日) 0700烏帽子山⇒0740ニセ烏帽子⇒0936家形山1000⇒1050一切経山 ⇒1150浄土平P +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ そして翌朝。 目が覚めてもぞもぞしていると、ツェルトの外でbetty氏「今ちょうど陽が昇ってめちゃキレイ!」 おお、それでは起きるよ。 ひゃ~~。 西方向。昭元山、東大巓も陽に染まる。 奥の左は西吾妻山、右は中大巓。 ちなみに山座同定はみんなカシミール先生w 一切経山方面も朝焼けでキレイだ。 しかしながらよくあそこから歩いてきたな。 さて、朝ごはんは昨日の鍋にうどんを入れてキムチうどんだ。 まったくもってすばらしい。 さて、撤収。 下るか。 一番奥に見えるのが一切経山。 ミネザクラの新芽が陽を受けてひそやかに輝いている。 鳥はホシガラス、イワヒバリ、ヒガラ、コガラ、ウグイスなどいろいろいたけど、 ここでbetty氏ったらウソを見つける。 しかも、つがいでいるところ。 帰りは自らのトレースがあるのでとても楽だった。 トレースがあるのとないのでは大違いだ。 途中の少し開けたところでまったり。 そして、ずんずん歩いて一切経山の登り。 振り返ると感慨深い。 昼前に浄土平の駐車場に着くと、まるで観光地の様相でびっくり。 帰りにかねてから立ち寄りたかった鷲倉温泉へ。 ここは単純硫黄温泉と酸性緑礬泉の二つの源泉があるのだけど、 別棟で湯小屋がある酸性緑礬泉が素晴らしかったな。 いろいろと勉強になった山行だったがとても楽しめた。 同行者がいなければ、ちょっと怖くって烏帽子山までも届かなかったであろう。 同行のbetty氏に感謝!
by 92robin
| 2014-04-27 23:22
| 東北の山
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Comments(16)
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石川@
at 2014-04-29 03:00
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天気が良くて何よりですね。
低気圧の足が遅くて、今年もまた飲んだくれているようですよ。 シロヤシオは今年は期待できますよ。花芽も膨らんできてます。
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92robin at 2014-04-29 21:25
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92robin at 2014-04-29 21:28
asanoさん
ツェルトならいつもの装備品ですから気安いものです。 雪上と言えども残雪期2000m級ならそれほど寒くもないですよ。 ただ、私は寒がりなので寝袋を厚くしましたがw 二ッ箭山のアカヤシオ、すごかったみたいですね~。 いきたかったなぁ。
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92robin at 2014-04-29 21:34
bettyさん
歩いてる時は、何度もうへぇ~って思ったのですが、 戻って来てみれば「すごい良かった!」です。 やはり残雪の山はいいですね~。 そしてあのサンセット&サンライズ。 やっぱり山の泊まりはやめられませんね。
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charmy
at 2014-04-30 05:01
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踏み抜きはいやだけどヤッパリ残雪の山はいいね~。
人気のないテン場でのサンセットとサンライズ、憧れます。 当方は凍傷以来臆病になってるけど、 5日に至仏山日帰り、6日か7日に袈裟丸山南西尾根(下見)を 歩いてくるつもりでいます。
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92robin at 2014-04-30 20:59
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92robin at 2014-04-30 21:07
デイダラボッチさん
残雪の山は天気さえ選べば穏やかでよいですね。 私、山の夕暮れって大好きなんです。 だから泊まりたくなっちゃうんですね。 至仏山も雪がたっぷりでしょうね。 山スキーの人がたくさんいそう。 袈裟丸の南西尾根! 去年避けてしまったところだ~。 去年は南西尾根をあきらめて郡界尾根で降りてシャクナゲをたくさん見ることが出来てそれはそれでよかったのですが アカヤシオは南西尾根の方がありますよね。
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yamasanpo
at 2014-05-01 08:05
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くに
at 2014-05-02 01:41
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イケちゃん
at 2014-05-02 06:13
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サンセット、サンライズすごくキレイ!画像で見てもキレイなんだから実際は言葉も出ないくらいウットリだったでしょうね。
さすがくにさんツェルトで雪上キャンプとは以外に寒くはないんですね。
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くに
at 2014-05-02 20:07
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石川@
at 2014-05-04 22:52
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こんばんは。
今年、飯豊に行かれる時は、弥平四郎からの入山の方が良いですよ。 祓川山荘の改修予算も町で付きました。有志一同により改修も行ってます。トイレも雨水利用ですが、水洗化を行います。また、登山コースの途中にもトイレの設置を予定してます。 勿論避難小屋という位置づけなので、料金は発生しません。 けれど、今年は川入が壊滅的な状態なので、混むかも。
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92robin at 2014-05-05 16:37
石川@さん
情報ありがとうございます。 川入は今年もダメですかね? 弥平四郎からは入ったことがないのですが、どうも 駐車場があまり台数がないイメージ。 どのくらい駐められますかね? 今年の飯豊、いろいろ何通りか考えているのですが、 弥平四郎は頭の外でした。 |